「まつげパーマとまつげエクステ、どちらがいいですか?」
よくいただく質問です。
正直に言うと、こっち!と断言するのは難しいですが、
わたしは結論、まつげエクステ推しです。
以前はパーマもメニューにありましたが、最終的にみなさんエクステに戻ることが多く、いまはメニューを一本化しました。
では今日は、エクステとパーマの違いをできるだけわかりやすくお伝えしますね。
まつげエクステとは?
まつげエクステは、1本の自まつげに1本〜複数本のエクステを装着する技術。
専用のグルー(接着剤)を使ってつけていきます。
エクステには様々な種類があり、細いもの・太いもの、短いもの・長いものなど自由に選べます。
sheerでは、細くて軽い毛質を使用しています。
こうすることで、本物のまつげのように軽やかで自然な仕上がりを叶えています。
まつげパーマとは?
まつげパーマは、専用のセッティング剤をまつげに塗布して、自まつげをカールさせる施術。
最近では、「⚪︎⚪︎ラッシュリフト」という呼ばれ方をすることもあります。
根元から上向きのカールを作るため、ビューラーを使わずにぱっちりとした印象になります。
sheerに来られるお客様の多くは…
sheerでは、30代後半〜50代のお客様が最も多くいらっしゃいます。
この年代になると、どうしても「まつげが痩せてきた」「以前よりコシがなくなった」と感じる方が増えてきます。
そんな方におすすめしたいのが、まつげエクステです。
エクステは、健康な毛を選んで装着できるため、弱っている毛は無理に使わず
“休ませておく”ことができます。
つまり、地毛を温存しながらボリュームを増やせるんです。
「エクステ=ダメージ」は本当?
よく「まつげエクステは傷む」と聞くことがありますが、実はそれは長すぎる・太すぎるエクステを無理につけた場合に起こることが多いです。
自まつげの状態に合った長さ・太さ・本数を選べば、負担を最小限に抑えられます。
sheerでは、まつげの状態を見ながら、「これなら無理なく続けられる」というデザインを提案しています。
そのため、「軽くて違和感がない」「つけていることを忘れる」と言っていただくことが多いです。
メンテナンスの目安
• まつげエクステ:3〜4週間ごと
• まつげパーマ:4〜6週間ごと
まつげは3週間ほどで根元が伸びてくるため、エクステは「リペア」で整えるのが理想です。
まつげパーマも同じく毛は伸びますが、パーマ液を頻繁に使うとダメージにつながるため、3週に1度などの短いスパンではおすすめできません。
クレンジング・メイクについて
エクステはマスカラやビューラーが不要なので、洗顔時の摩擦やメイクオフのストレスも軽減できます。
パーマは「何もつけていない軽さ」が魅力ですが、薬剤でカールをつけているため、まつげがデリケートな状態。
マスカラを落とすときは引っ張らないよう注意が必要です。
どちらも、まつげ美容液でのケアは続けてあげてくださいね。
まとめ
自然さと地毛の健康を両立できるのは?
まつげパーマの方がダメージが少ないと思われがちですが、実際には、まつげエクステの方が毛を守りながら楽しめると感じています。
・健康な毛だけを選んで装着できる
・弱っている毛を休ませられる
・薬液による負担がない
・デザインで自然さをコントロールできる
この点で、まつげを育てながらデザインできるのがエクステの魅力です。
「地毛を守りたい」「でも目元をきれいに見せたい」
そんな方にこそ、エクステはおすすめです。
さいごに
どちらを選ぶかの正解はありません。
大切なのは、鏡を見たときに気分が上がるかどうか。
ただ、まつげの変化を感じやすい年代の方にとって、地毛を大切にしながら自然な美しさを叶えられるまつげエクステはとても心強い存在だと思っています。

