最近、「前のお店がLEDグルーになって、なんだか合わなくて…」
という理由でご来店くださるお客様が増えています。
ここ数年、業界ではLEDグルーを導入するサロンがとても多くなりました。
でもsheerでは、今も変わらず従来型のシアノアクリレートグルーを使っています。
今日は、その理由を少しお話ししてみようと思います。
sheerがLEDグルーに移行していない理由
結論から言うと、LEDグルーにそこまで大きなメリットを感じていないからです。
もちろん、LEDにも良い面はあります。
でも、sheerが大切にしているのは「自然な仕上がり」と「地まつげへのやさしさ」。
そのバランスを考えると、今は従来型の方がしっくりきています。
見た目の自然さと仕上がりの違い
LEDグルーは、接着部分が“玉”のように固まるため、よく見るとその部分が少しボコボコして見えることがあります。
私自身は、まつげが地まつげのように自然に伸びて見えることを大切にしているので、
LEDの質感は少し好みではなく…。
従来型のグルーだと、滑らかに馴染み、まるで自まつげがそのまま長くなったような自然なラインを作ることができます。
最近では、ご新規様の中でも「ずっと通っていたお店がLEDグルーになってしまって…」という理由でサロンを探して来てくださる方が本当に多いです。
LEDの接着面が不自然で苦手、というお声もよく伺います。
自然な仕上がりを求める方には、やはり従来型の方が合っていると思います。

従来のグルーで自然に装着

地毛とエクステの接着部分を自然に
目への負担と心地よさ
LEDグルーは、1本ずつ光を当てて固めていく方法です。
対策をしても、人によっては光の眩しさや頭痛を感じることがあります。
また、光を当てる際にまぶたを保護するシリコンパッチを貼る必要があり、
sheerでは「まぶたのテープが苦手」という敏感なお客様も多いので、
できるだけ貼るものを増やしたくないな…と思っています。
リラックスして、目を休めながら受けていただきたいので、
その点でも従来型の方がsheerには合っていると感じています。
オフ(取り外し)まで含めて考える
LEDグルーはオフの方法が異なり、少し時間がかかったり、地まつげへの負担が増えることもあります。
sheerでは、オフまで含めて地まつげを守ることを大切にしています。
その意味でも、今のsheerには従来型が合っていると感じています。
「持ち」や「アレルギー」について
LEDグルーのメリットとしてよく聞くのが、「持続性」と「アレルギーが出にくい」という点。
でも実際のところ、従来型でも十分に対応できます。
▸ 持続性について
LEDは確かに取れにくいのですが、それが逆にまつげへの負担になることもあります。
根元が伸びても外れず残っていると、毛根が引っ張られて痛んだり、見た目のバランスが崩れたり…。
sheerでは、3週間くらいのペースでリペアしていただく方が、地まつげにも優しく、きれいな状態をキープできると思っています。
▸ アレルギーについて
アレルギーの原因は、グルーが乾く途中に出る揮発成分。
LEDだから出ない、というわけではありません。
最近では、シアノアクリレート入りのLEDグルーも増えていて、
正直「これではあまり変わらないのでは?」と思うこともあります。
もし、シアノアクリレート自体に反応がある方は、無理して装着しない方が安心です。
目はとても大切な場所なので、安全を最優先に考えています。
sheerでのアレルギー対策
sheerでは、施術の最後に硬化剤を使ってグルーを瞬間的に乾かすことで、
揮発を抑え、アレルギーのリスクを軽減しています。
LEDを使わなくても、「滑らかな仕上がり」と「安全性」を両立することができています。
まとめ
LEDグルーも進化していて、合う方ももちろんいます。
でもsheerが大切にしているのは、「自然さ」と「心地よさ」、そして「地まつげを大切にすること」。
見た目の美しさ、施術中の快適さ、オフのやさしさまで含めて考えると、今のsheerには、やっぱり従来型のグルーがいちばんしっくりきています。
まつげやお肌の状態、ライフスタイルに合わせて一番合う方法を一緒に見つけていけたらと思っています。
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