最近読み返した2冊。
光浦靖子さんの『50歳になりまして』と小林聡美さんの『聡乃学習』
くすっと笑えて、繊細だったり爽快だったり。
そんな文章が好きです。
その中に、まさかの「まつげエクステ」の話が登場!
光浦さんは、「まつげエクステちゃんとしてるお姉さん」を見ると、なんだかちょっと身が引けてしまうらしい。
小林さんはというと、ぱっと見て「わ、長っ!」と感じるようなエクステに、つい首をかしげてしまうようで。
ぁあ、わかる。すごく、わかる。
マツエクの人なのにって思われそうだけど、ほんとにわかる。笑
実はこれまでにも、著名人が書かれた美容本で、「まつげエクステはやめましょう」なんてフレーズを見かけたことが何度もあります。
当時は「そこまで言わなくても!笑」とちょっとモヤってましたが、
今では「まぁ、そう思われても仕方ないよね〜」と、穏やかな気持ちで読み流しています。
マツエクには、まだまだ“盛る” というイメージが根強い。
でも、sheerでわたしが目指しているのは、それとはまったく逆の方向です。
たとえば年齢を重ねると、まつげが細く・少なくなってきて、ビューラーやマスカラがうまくいかない。
まつげパーマもいまいちしっくりこない…という声をよく聞きます。
そんなとき、ほんの少しだけ“増やせる”まつげエクステは、
決して派手ではないけれど、心強い存在になることもあります。
足りない分を、そっと補うのがエクステの役割です。
無理に盛るのではなく、「まつげを足す」というより、「ちょっと戻す」ような感覚。
その人の持つ雰囲気を引き立てるようなまつげ。
そしてもうひとつ。
「やってみたいけど、派手にならないかな…?」
「なんだか不安だな…」
そう思いながら、初めての扉を開けてくれる方が、とても多いです。
ご来店いただき心より御礼を申し上げます。
そんなまつげだったら…
エクステに抵抗がある人たちにも、ちょっと気に入ってもらえるかも?なんて、想像しながら本を閉じました。